Consultation
「ちょっとしたことだから…」と、不安をお一人で抱えながら過ごしてはいませんか?
お話いただくことで解決することがあるかもしれません。ぜひ一度ご相談ください。
人当たりの良いAさん。
ついつい訪問販売など商品を勧められると断れなくて注文してしまう。
家には健康食品などが多くあるがあまり食べていない様子。
断りたいけど断れないと相談あり。
また、最近変な電話がかかってくる。「市役所の職員を名乗ってお金が戻ってくる」など言ってくる。断っているが今後もかかってこないか心配。
Aさんに3か月の期間限定で「見守り支援・事務委任サービス」を提案。関わりを開始する。
・納品書や手紙から健康食品会社等リストアップし、ご本人様と一緒に断りの連絡を入れる。合わせて今後のチラシの送付も止めてもらう。
・玄関に「訪問販売お断り」のシールを貼ることで新たな訪問販売業者の来訪を防ぐ。
・自宅の電話にオレオレ詐欺防止機器(自動録音機能付き)を購入し取り付ける。不審な電話がかかってこなくなる。
3か月経過後、心配事が解決し契約終了。その後現在まで、地域の見守りのある中で穏やかに過ごされている。
末期がんの宣告を受けたBさん。身辺整理を行いたいがなかなか身体が動かせない。また、財産はあるが残された妻が手続きを行えるかわからない。子供はいるが遠方に居り、頻繁に来れないであろうし、子供にも家庭や仕事がある。あまり迷惑を掛けたくない。
残された家族が行いづらい内容のみ「死後事務委任サービス」にて対応、遺言書を作成頂き、その中に遺言書の内容通りに相続手続きを行う遺言執行者の指定を受ける。
家族に看取られる中で他界されたBさんの遺志に沿って、必要な事務手続きと相続手続きを行う。手続きは滞りなく行われ、妻は、夫Bさんを失った悲しみは癒えないも、日常生活は支障なく過ごせるようになっている。また、お子様達も家庭や仕事に支障なく日々の生活を送ることが出来ている。
生涯独身で子供もいない。兄弟もおらず、頼れる親族がいない。そんなにないが残った財産をずっとお世話になったこの街に寄付したい。お墓も用意してある。葬儀と納骨、残った家財等の処分を行ってほしい。
公正証書遺言の作成支援を行い、財産全てを居住する自治体へ寄付する内容の遺言書を作成し、遺言書の内容通りに相続手続きを行う遺言執行者の指定を受ける。合わせて、葬儀、納骨、自宅の賃貸借契約の解除、家財道具の処分等を行う死後事務委任契約を公正証書で締結する。
数年後、Cさんが他界。死後事務委任契約に基づき葬儀、納骨、自宅の賃貸借契約の解除、家財道具の売却、処分を行い、残された財産を自治体へ寄付する。
夫に先立たれて一人暮らしのDさん。子供はいるも疎遠になっている。
最近、予定を忘れるなど物忘れがある様子。常にメモを取るなどして対応しているが、より進んでいったらどうしようと心配になっている。
物忘れが増えてきて困った時に適切に対応できるように「任意後見契約」を公証人役場で締結する。
適宜、当事務所職員が定期的に電話や訪問、他の福祉関係職の方から聞き取りを行い、物忘れの進行がないか、日常生活の困りごとがないか確認している。
困った時に関わってくれる人が出来たことでDさんも安心され、不安なく日々の生活を過ごすことが出来ている。
自宅で一人暮らし。結婚後、子供はおらず、夫が亡くなった後は、近所の方とも仲良く付き合いをしていた。
そんなある日、自宅の玄関で転んで足の骨を骨折してしまった。。
近所の方が見つけてくれて救急車を呼んでくれたが、病院から入院手続きをしてくれる方が必要と言われた。また、リハビリが必要で長期間自宅を離れることになった。
必要な手続きをしてくれる人がほしい。
入院先の職員(ソーシャルワーカー)からご紹介を受け、「見守り支援・事務委任サービス」契約を締結。入院手続き、入院費の支払い、自宅の管理等行う。
心配事が減り、積極的にリハビリに取り組むことが出来るようになった。
今後のことも考え、退院後もサービスを続けて行こうと考えている。